Play to Play-遊びから遊びをつくる遊び- ‘Play to Play’


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構成・演出/関矢幸雄
音楽・演奏指導/テンバ・タナ
美術/中地 智 照明/佐久間 巨照 制作/田辺慶一

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遊びから劇をつくる遊び

子供たちのいろいろな遊びの中にこそ演劇の根幹があるという考えからこの作品は出来ました。劇を演じるのを恥ずかしがる人はいても、遊びが恥ずかしいという人はいないと思います。大人だって遊ぶときには子供になります。そして、遊びは人と人を輪のようにつなげていきます。
ですから、”Play to Play”は、子供と子供の心を忘れない大人がいっしょに創りあげていく<遊びから劇をつくる遊び>なんです。さあ、いっしょに劇を遊びましょう。

あらすじ

ごみだらけの荒れた公園らしきところに、へんなおじさんが3人やってきます。
おじさんたちはそこを「プレイ to プレイ広場」と名付けて、きれいに掃除をし、子どもたちがくるのを待ちます。
やがて子どもたちがやってきますが、おじさんたちには振り向きもしません。子どもたちはおじさんたちの遊びより、ポータブルゲームや携帯電話でのおしゃべりに夢中なのです。おじさんたちはハンド・マイムやペーパー・プレイなどの遊びを紹介しますが、子どもたちはおじさんたちをバカにするしまつです。
おじさんたちの思惑どおり、遊びから劇を作ることができるでしょうか?

おじさんたちの遊びとは?

★ハンド・マイム・・・・ハンド=手とパント・マイムのマイムが合わさってできた遊びです。手を使って小さな動物から大きな怪獣までを創りだしそれが動きだします。
★ペーパー・プレイ・・・・紙遊び?新聞紙、ティッシュペーパー、色紙、いろいろな紙を使って、劇遊びを体験します。
★折り紙劇場・・・・大きな折り紙を大道具や小道具、また衣裳に見立てて劇を創ります、ここでの物語はアンデルセンの「モミの木」です。

「モミの木」のあらすじ

町はずれの森の中に小さなモミの木が芽をだしました。小さなモミの木はまわりの木のように大きくなりたいとそれだけを願っていました。でも、なかなか大きくなりません。それでも一年経つと、新しい芽一つ分だけ大きくなりましたが、モミの木はそれでは満足できません。じしじりしながら、ただ大きくなりたいと願い続けていました。
毎年、クリスマスが近づくと小さなモミの木のまわりの大きなモミの木が、何本か切り倒され、人間たちがどこかへ運んでいってしまいます。モミの木は不思議に思い、小鳥たちに「あのモミの木たちはどこへいったの?」と尋ねました。小鳥たちは、「人間の家へ運ばれたあと、大きな部屋の中央に据えられ、まばゆいばかりにきれいに飾られているのを見てきた」とモミの木に話します。
大きくなれば自分にもそんな素敵なことが起きるにちがいないと夢見ます。
何年か経ち、小さなモミの木もずいぶん立派に成長しました。そして、クリスマスに近いある日、とうとうこのモミの木のところにも斧を持った人間がやってきました・・・・

上演にあたって

遊びが年令性別を問わずに人間を元気にするわけは、遊びの中に気づきや発見のチャンスが無尽蔵にあるからでしょう。人間はこのチャンスに当たっときに感動し心身ともに元気になります。それはそのとき自分のなかの何か(例えば固定観念)の表皮が裂けて、そこから脱皮する自由発想誕生の表象なのかもしれません。どうぞ「Play to Play(遊びから遊びをつくる遊び)」にふるって参加ください。「遊びは、遊ばなければ、遊べるようにならない」のですから(関矢幸雄

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